デザートイーグル JP EDITION CO2 Ver. トラブルシューティング
CO2リコイルの迫力と、実銃さながらの操作感
CO2による鋭く重厚なリコイルショック、
実銃さながらのフルストロークスライドとリアルな動作――
このモデルは、ガスブローバックの楽しさを一段と引き上げてくれる魅力にあふれています。
今回は台湾のエアソフトガンメーカーWE様全面協力のもと完成した本製品で、ガスブローバックのパワーと挙動は驚きとともに、操作の楽しさを存分に感じさせてくれるはずです。
一方で、ごく稀に発生する症状や、使用にあたっての注意点もいくつか存在します。
このページでは、そうしたケースに対してのトラブルシューティングをご用意しました。
より安心して、末永くこのハンドガンを楽しむために、ぜひご一読ください。
【トラブルシューティング】
本製品はWE社様が設計、製造を行なっているガスブローバックハンドガンに、弊社が部品の追加等で調整を行なっているモデルです。
製品としては十分な検証を行っておりますが、使用状況や個体差によって、以下のような症状が生じる場合がございます。
アフターサポートをご利用の際は、オーナー登録をお済ませのうえ、お問い合わせいただきますようお願い申し上げます。
■スライドストップノッチの補強部品について
スライドストップノッチ(スライドストップがひっかかる切り欠き)には金属製の補強パーツが装着されていますが、CO2による強烈なブローバックの繰り返しにより、個体差によっては脱落する場合がございます。
補強パーツが脱落したままホールドオープン操作を繰り返すと、スライドストップノッチが破損する恐れがあります。破損した場合はスライド交換が必要です。
補強パーツが抜けかかっていたり、脱落した場合は使用をやめ、以下の手順に従ってください。
対処方法:※下記①か②いずれか
①市販の耐衝撃タイプの瞬間接着剤を用いて再接着してください。
②弊社カスタマーサポートまたはエアソフトガンカスタムショップにて修理をご依頼ください。(※修理費用が発生します)。
■2発給弾・弾詰まり(ジャム)について
マガジンが高温な状態や連射時などに、2発同時給弾や、スライドとチャンバーの間に弾が挟まる「ジャム」が発生することがあります。
これは、マガジン内にある弾を押し上げるスプリングの圧力とブローバックの衝撃により、マガジンリップがBB弾を保持しきれなくなることによるものです。
対処方法:
・弾数の超過(スペック上では19発だが無理をすれば20発装填できてしまう)や過度な温度上昇を避けることで発生を抑制できます。
・純正マガジン内には装弾数制限用のスペーサーが装着されています。本トラブルが頻発するようであれば、このスペーサーを取り外し、装弾数を19発以下に制限してご使用ください。
上記方法でも解決しないようであれば、個体差によるトラブルの可能性がありますので、お手数をおかけしますが弊社カスタマーサポートまでお問い合わせください。
■スライドの動きが鈍くなることがある
ごく稀に、スライドの動作が重くなる、またはフルストロークしきれないといった症状が見られる場合があります。
考えられる原因:
・マガジンとシリンダーの位置ズレ
・CO2圧の一時的な低下や寒冷時の温度変化
・シリンダーの破損
対処方法:
・マガジンを一度抜き、スライドを数回軽く動作させた後、再装填してください。
・マガジンの温度が低い場合は、常温(25°~30°)に戻してからご使用ください。
・動作が常に鈍い場合はシリンダーが破損している可能性がありますので、同梱のシリンダーアッセンブル交換手順書に従いシリンダーを交換してください。
■ホップ調整ねじについて
ホップ調整ねじはホップ調整を繰り返すことにより緩みやすくなる場合があります。
対処方法:
・ホップ調整ねじが緩んでしまう場合は、市販の低~中強度のネジロック剤を使用することで緩みを防止できます。